ガラス瓶がリサイクルされるとどうなる?

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ガラス瓶はどのようにしてリサイクルされる?

ガラス瓶が資源になるまで

ガラス瓶は、他の資源と同様に家庭から洗浄された状態で排出され、自治体が回収した後にリサイクル工場に運ばれます。
色分けは家庭で行われることもあれば、自治体が行うこともあります。

リサイクル工場では、ガラス瓶は細かく粉砕された後、磁力を使って金属と分離されます。
また、小さなごみは集塵機を使って取り除かれ、残ったごみは人の手で取り除かれます。
この工程を経て、カレットができあがります。
再び製品化するためには、このカレットを溶解・成形する工程が加わります。

プラスチックや一部の古紙と比べると、非常にシンプルなリサイクル工程であると言えます。
しかし、ガラス瓶に混じったごみを取り除く作業にはたくさんの労力を使うため、家庭で他のごみを混入させないことが大切です。

カレットでエネルギーが削減できる

カレットを用いてガラス製品を作ることによって、ガラスの原料となる資源の枯渇を食い止めることができます。
しかし、ガラスのリサイクルによるメリットは、資源に関することだけにとどまりません。

カレットは数あるガラス瓶の原料の中でも特に溶解しやすく、低温で溶かすことができるという性質を持っています。
これにより、原料を溶解する時間が短くなるため、ガラスを製造する際のエネルギーや燃料が大幅に削減できます。
その割合について、原料を100パーセントカレットにした場合、25パーセントのエネルギーが削減できると言われています。

溶解させる際に発生する二酸化炭素なども減らすことができるため、環境に大きく貢献しているといえます。